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環太平洋未来研究所 趣意書

21世紀に入り10年が経とうとしている。科学技術は発展を続けているものの我々が生きる
社会はますます混迷の度合いを深めているように思えてならない。
理想を求めて試みられた共産主義ユートピアは、資本主義の力の前に一旦首をたれた。その資本主義も限られた資源の中で四苦八苦している。世界から貧困はなくならず、地球環境の悪化という困難な問題にも直面している。当然のことと思われている個人の人権や自由でさえ、それぞれの人の思惑や利益のぶつかり合いによって新たな根本的な問題を生んでいる。

身の回りに目を移せば、少子高齢化が進み社会保障への不安が広まる中で、誰が何を負担し何をなすべきか諸議論は行われるものの確たる結論はなかなか得られない。ことさら利潤を追求する経済の仕組みは失業の不安を増大させているし、犯罪や暴力は法と規制とのいたちごっこに終始している。

こうしてみると、この混迷する社会を抜け出すには、今一度我々が立っている足元をしっかりと見直さなければならいのではないだろうかという疑問が湧く。いったい人間とは何なのか、幸福とは何なのか、何のために生きるのか。その中で我々が社会のなかで自然に前提にしている国家とは何なのか。我々のおかれた文化、歴史、世界を顧みながらその本質をなすものは何なのか。そんなところから考え始めることが必要なのではないだろうかと思えてくる。このような議論の中でこそ、我々が今、直面する様々な政治や経済、文化等に関する課題の本質や指針が浮き彫りにされてくるのではないだろうか。

道は定かではないが、衆智を集めて歩み始めようと思う。

環太平洋未来研究所 
理事長 小西 理 


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